会社の総務、給与計算の仕事に就いていると、役所から
「給与等の調査について」という用紙が届くことがあります。
さて、この用紙は何か、どういう時に届くか、なぜ会社に届くか、提出したほうかいいか
などなど、説明していきます。
動画でも説明しています。youtube動画UPしておきます。
●この用紙は何か
従業員の住所のある地方自治体が、給与を差し押さえるため、 給与の調査をする為の用紙。
●どういう時に届くか
従業員が、何か(市民税、自動車税、固定資産税、国民健康保険税など)を滞納している時、
督促をほっておくとくる。
●なぜ届くか
滞納している市税をほっておくと、しびれを切らして会社宛てに給与差し押さえの用紙がくる。
…ということで、この用紙がきたら、従業員に「Aさん、この用紙が○○市からきたんだけど、
何か滞納しているかね?」と聞いてみましょう。たいがい本人は自覚しています。
最終的に給与の差し押さえになった場合、給与計算担当者の仕事が増えます。
よくあるパターンが、引っ越しして住所が変わった場合など、前の市役所から請求が来たりします。
経験上、他県の人を中途採用した時(市民税、国保料滞納?)、親からの相続で土地をもらった時(固定資産税滞納?)などに会社に届きます。
すでに退職してる方だった場合は、退職した日付を記入すればOKです。給与がなければ取りようがないですもんね。
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