増減内訳書のみかた ①

2 社会保険

社会保険の増減内訳書のみかたについて動画で解説しています。

●増減内訳書とは何か

 日本年金機構からくる、社会保険料の請求金額(納入告知額)の金額について、

 前月に比べてどれだけ増減しているか、の内訳がわかる書類です。

●どういう時に必要か

 納入告知額と従業員からの預かった社会保険料、会社負担分が一致しない時、

 その差額を割り出す為に取り寄せます。

 ※こちらから年金事務所に請求しないともらえません。

●増減内訳書が発行されないケース

 その月に増減がない時(人の入退社がない、金額の変化がないとき、算定(9月分)のときなど)

●まずは1人のケースから解説

 被保険者数1人、給与10万円、標準報酬月額98000円の一番シンプルなパターンから

 ゆっくり説明します。 

youtube にて動画解説しています。よかったらご覧ください。

初歩的チャンネル – YouTube

動画だと時間がかかるので、
かいつまんで内容を把握するのにテキストがあった方がいいと思い
動画の字幕をそのまま転載しています。

以下、文字起こしです。

増減内訳書の見方 ① テキスト

はい、コニチワ~
今回は増減内訳書のみかたについて説明します。
まず、そもそも
増減内訳書とは何か。
とか,まああのどういう時に必要か
増減内訳書は出せない時がある、とかね。
最初に簡単にこの書類がどういうものか、ていうのを説明しようと思います。
今画面に映ってるのは
A3に拡大した用紙なんです。実際には
A4の大きさであの役所の方から届きます
まあ
実際に数字も入ってるんですけど、
これをちょっと見やすいように拡大してあります。
まずこの紙
そもそも増減内訳書って何か?ていうことなんですけど
最初の動画で社会保険料の見方
社会保険料の合わせ方
っていう動画を作った時に使った資料なんですけど、
まず会社が支払う社会保険料の請求書
納入告知書が年金事務所から会社に行きます。
で、その納入告知書っていうのは
総合計しか載ってないんですね
従業員が1人でも、100人でも、1000人でも、合計金額しか載ってないので
この金額が増えようが、減ろうが、内容ってわかんないですよね。
納入告知書だけではね。
社会保険料の加入者の人数とかも
この領収書にはもちろん載ってないので
納入告知書には載ってないので
金額…具体的に何で増えたのか、減ったのかっていうのを
知りたいわけですね。合わせる時に困るわけですね
なので、人が増えたり減ったり、
金額が増えたり、減ったり、あと賞与がある時は、賞与の分も
一緒に金額足されてきますので
じゃあ通常の社会保険料と賞与の分の社会保険料が
具体的にいくらか、っていうのが
説明が載ってるのが、この増減内訳書
っていうのを取り寄せると、載ってくるわけですね。
これで確認して
あ、前月の金額に比べて
これだけ増えたから、減ったから、じゃあこの金額になったんだっ、ていう説明がつくわけですね。

それで合わせるというか
そういうことができるんですけど、確認ができるんですけど
この増減内訳書
っていうのも「増減」ってあるだけあって
増えたり減ったりしないと
発行してもらえないんですね
あの、黙っててもくれないので
年金事務所に「何月分の何年の何月分の下さい」
とかって言わないとくれないんですね
しかもその「増減」してないとくれない
っていうのと
増減してても、9月分だけは出ないって言われるもんですから
算定っていうのがあって
ちょっと後で
あのもうちょっと詳しく説明しますけど
とりあえずまあ
簡単にペラペラーって喋りましたけど、社会保険料の
金額の内訳というか
増減、
前月に比べて増えたか、減ったか、
その基準月に比べて
増えたか、減ったかっていう内訳の書類が
「増減内訳書」
っていうものになります。
簡単な説明ですけど、あのとりあえず前回
「社会保険料の合わせ方①~③」
の時に使った、資料1人分の資料を使って説明しようと思ったんですけど
増減がなかったもんですから、出せなくて、
「増減内訳書出せません」と言われたので
。。。まぁ出せませんって言われたけど、説明はこっちもしたいから
あの自分で作ろうと思って、それであのちょっと拡大コピーして数字をこれからあの書き込ん
もし増減してたら、っていう体で
作っていって説明しようと思います。
最初は1人分から説明しようと思ってますので
まああの次回は1人分の被保険者人数の増減内訳書の説明をしたいと思います。
とりあえず今回は以上です。はい、サイナラ。

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